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経営改善計画について

Improvement plan

JA秋田厚生連「経営改善計画」の策定について

平成20年度、本会は投資的経費負担の増加や診療報酬改定の影響に伴う医業収益の悪化等により、三期連続の赤字、さらには累積赤字転落の見通しとなり、医療機器整備の資金調達が困難となる恐れや、出資元の県内各JAの出資金の減損等が見込まれるなど多大な影響が想定されました。

この危機的状況を回避するため、県に支援要請を行い、県からは、(1)入院医療や専門性の高い外来診療等の安定的な提供、(2)医療機器の更新整備を円滑に進められる経営基盤の強化、(3)累積赤字転落に伴う多方面への影響を回避する等の必要性に鑑み、約13億4千6百万円の緊急支援をいただきました。

本会では「経営対策委員会」を設置し、地域医療を安定的・継続的に提供しつつ、自立して安定した経営基盤を確立するため、向こう5年間の指針となる「経営改善計画」を取りまとめました。

本会は、組合員はじめ地域の皆さまが安心して受けられる医療提供体制を構築するとともに、安定した経営基盤を確立し、末永く地域に貢献出来る病院として自立するため、役職員が一丸となり、平成22年度を初年度とする本計画を着実に実行してまいります。

経営改善計画及びアクションプランをご覧下さい。

経営改善における厚生連の使命

厚生連は、民間病院と公的病院の二面性を持つ企業体です。

経営改善の目的(公と民の両立)に関するモデル図

経営改善計画の概要 (平成22年度~26年度)

経営改善計画の基本理念 ─目指す4つの視点─

  • 健全経営に向けた経営の効率化<不断の改革改善>
    ⇒収益確保・費用削減等の自助努力を着実に実行
  • 地域と一体となった医療の確保<地域との協働>
    ⇒行政との協働による地域医療の確保
  • 心のかよう患者中心の医療の展開<患者本位>
    ⇒安全安心な医療の提供に向けた療養環境の整備
  • 職員が働きがいをもつ職場づくり<職員重視>
    ⇒勤務環境の改善、職員の経営意識の向上

主な重点取組事項

1.経営・運営体制の再構築

  • 理事会の刷新により執行責任を明確化し、経営を担います。
  • 活力ある迅速な業務執行体制へ見直しを図ります。
  • 業務・組織・人員配置を見直します。

2.財務改善対策

  • 医薬品・診療材料費比率を5年間で1%の節減を図ります。
  • 時代に即した諸手当・規程等の見直しを図ります。
  • 保守委託内容の見直しや、消耗品、燃料費、給食材料費等の一般経費の節減に努めます。
  • 環境に優しい省エネ対策を推進します。

3.医療機能の再編・運営改善対策

  • 医療機能の再編整理を検討します。
  • 政策的医療機能の維持に努めます。
  • 良質な医療の提供による収益確保に努めます。

4.医療従事者確保対策

  • 医療従事者確保対策室を設置し、医師等の確保に努めます。
  • 医療クラークを増員し、医師の事務作業の負担を軽減します。
  • 病院グループのメリットを活かした研修プログラムを作成し、臨床研修医の確保に努めます。
  • 認定看護師等の資格取得支援を推進し、人材育成と適正配置を図ります。
  • 医療従事者の確保や負担軽減のため、完全週休二日制を実施します。
  • 院内保育所の設置等、安心して職務に専念できる勤務環境の整備を図ります。

病院別の対策

かづの厚生病院

期待する役割

  • 県・地元行政との協働による医師確保対策の継続
  • 地元医師会との連携体制の構築

具体的な取組み

  • 地元行政の理解に基づく地域医療の確保
  • 開放病床の積極的な利用促進
  • 地元医師会との連携による“休日夜間診療”等の実現
  • 空床の利活用対策の検討と実施

北秋田市民病院

期待する役割

  • 市民病院として市民の期待や信頼に応える病院づくり
  • 地元医師会との連携強化によるサービスの維持

具体的な取組み

  • 新病院のコンパクトな運営による収支均衡の達成
  • 北秋田市との密接な協力関係の構築と情報の共有化
  • 経営目標の明確化、堅実な経営による目標達成

山本組合総合病院

期待する役割

  • コスト意識の徹底、計画目標達成に向けた経営管理
  • 積極的な事業展開による安定した収益確保

具体的な取組み

  • 増収に向けた各種事業の実施
    DPC導入、人工透析機能の拡充、精神デイケア開設
  • 各現場レベルでの目標・進捗管理の徹底
  • 医薬品費比率等の節減目標の達成

湖東総合病院

今後の事業のあり方についてH22年度上期中に結論が得られるよう、県及び地元行政と協議を行う

秋田組合総合病院

期待する役割

  • グループの旗艦病院として収益性・医療機能の両面で牽引
  • グループ病院への応援医師派遣機能の充実
  • 高機能病院としてのネームバリューの確立

具体的な取組み

  • 7:1看護基準の取得等、各種増収対策の実施
  • 外来、救急スペースの拡充等、患者利便性の向上
  • 競合病院との競争を勝ち抜くための機能強化の検討

由利組合総合病院

期待する役割

  • 潜在能力からグループ全体へ与えるインパクトが大
  • 対応可能な範囲での頑張りの継続

具体的な取組み

  • 組織一体での消化器科常勤医師の確保
  • 圏域内の病診・病病連携の積極的な推進
  • 各診療科における厚生連病院の平均単価確保
  • 院内保育所の整備運営

仙北組合総合病院

期待する役割

  • 病床利用率の向上による収益確保
  • 地域医療再生計画に基づく医療機能分化と連携体制の確立

具体的な取組み

  • 7:1看護基準の取得に向けた計画的な要員配置
  • 診療単価の維持・向上による収益の確保
  • 医薬品費・診療材料費比率の節減
  • H26開院に向けた病院改築計画の推進

平鹿総合病院

期待する役割

  • 県南の拠点、グループを牽引する医療機能の充実
  • 仙北・雄勝との機能分担と連携

具体的な取組み

  • 循環器系の高次医療機能発揮に向けた機能分担の検討
  • 内視鏡センターの拠点性の向上による収益確保
  • 医薬品・診療材料費、一般管理経費の低減
  • 院内保育所の整備運営

雄勝中央病院

期待する役割

  • 休止病床再開に向けた機能連携・相互補完体制の構築
  • 病床利用率の維持による償却前利益の確保

具体的な取組み

  • 地元行政との協力関係の維持
  • 循環器系患者の受入における平鹿との機能分担
  • 空床利用対策に関する検討

重点取組事項や病院別対策の詳細は、経営改善計画本体及びアクションプランをご覧下さい。