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リハビリテーション科

Rehabilitation therapist

リハビリテーション科は、秋田厚生連9病院全部に標榜しています。そして、各病院は地域のリハビリテーション提供の基幹となっています。

主に、脳血管疾患、運動器疾患を対象に、急性期からのリハビリテーションを行っています。さらに各病院では、地域の要望などにより、特色あるリハビリテーションを施行しています。

それらは、がんのリハビリテーション、呼吸器リハビリテーション、心大血管リハビリテーション、訪問リハビリテーション、小児リハビリテーション、精神科作業療法、精神科デイケアなどがあります。

現在、厚生連病院では理学療法部門・作業療法部門・言語聴覚療法部門の3部門から成り立っており、理学療法士77名 作業療法士44名、言語聴覚士12名が勤務しております。先輩や同僚としての指導・援助や、厚生連グループとして相互間のバックアップ体制が行われております。

リハビリテーション科スタッフとして日常業務に役立てる、技術・知識の向上を図るため、各種学術大会、研修会や講習会に積極的に参加してスキルアップを図っています。また、より専門性の高いリハビリテーションを提供するため、各種学会での認定や専門療法士の資格取得や大学院通学等希望といったキャリアアップにも、厚生連組織として、また先輩の認定療法士からの協力・援助の環境も整っております。

そして、病院内業務以外にも、スポーツ(成人・学童野球等の)のトレーナー活動等に参加して地域の、予防的リハビリテーションの活動などにも参加しております。

業務以外にも、病院内の各種委員会緩和ケア、褥瘡委員会、糖尿病委員会、NSTなどに参加し、リハビリテーションスタッフの専門性の発揮できよう活動しています。各病院ではチーム活動として、院内の医師や看護師、MSW等で開催されるカンファレンスや回診の開催、ケアマネジャーや後方病院との情報交換などとの連計業務も図っています。

また、県内・外の養成校の、臨床実習を受け入れて、後輩の育成にも努めています。

理学療法部門

理学療法(Physical therapy :PT)とは病気やけがで身体に障害のある人や、生涯の発生が予想される人に対して、基本動作(座る・立つ・歩く等)の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に運動療法や物理療法(温熱・電気・水等)を用いて自立した生活を送れるよう支援する医学的リハビリテーションです。

作業療法部門

作業療法(Occupational therapy)とは、病気やけがのために身体に不自由が生じた人々またはそれが予想される人々に対して肢体的な活動の獲得を図るため、作業(家事などの日常生活動作、仕事や遊び、人に関わる全ての活動)を通して行うリハビリテーションです。

言語聴覚療法部門

言語聴覚療法(Speech language hearing therapy:ST)とは、先天性または病気等により言葉や聴こえ、飲み込みに問題を抱えていり方を支援する専門的なリハビリテーションです。

特色ある業務

がん患者リハビリテーション

がんの治療や検査のために入院している方の廃用症候群の予防や、手術後や治療に伴う副作用によって生じた様々な障害に対して行われるリハビリテーションです。

心大血管リハビリテーション

心筋梗塞や慢性心不全心臓手術後等障害を受けた心臓に正しい運動療法を行い、機能回復の促進や精神的な安定をもたらします。個々に応じた運動処方で効率的かつ安全に行います。また再発防止などの患者教育も行っています。

呼吸器リハビリテーション

急性・慢性呼吸器疾患や、呼吸器外科手術前・後の患者様に、呼吸器機能の回復や維持するようにリハビリテーション継続的に行い、呼吸困難感や日常生活能力を高めます。

訪問リハビリテーション

身体障害を有する方でも、自宅で安心して生活を送れるように、理学療法士が各自の自宅を訪問してリハビリテーションを実施しています。

小児リハビリテーション

秋田県立医療療育センターと協力・支援として、県南・県北の拠点として、各種のリハビリテーションが必要とされたお子さんと、そのご家族に対して専門的な支援を行っています。

精神科作業療法・精神デイケア

入院から退院までの社会生活技能・対人機能窓を支援し、地域で生活する方が、生き生きと自分らしく生活できるよう外来治療で支援しています。