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先輩職員からのメッセージ

Message

顔写真

鈴木 陽太

理学療法士

秋田リハビリテーション学院 理学療法学科

令和2年度

病院に勤務する職員としてのメリット

 私の勤務している病院では整形や脳血管疾患だけではなく、心不全や心筋梗塞などの循環器疾患に対する心臓リハビリテーションも行っています。多岐にわたる分野のリハビリテーションを経験することで、幅広い知識を身に付けることが出来ます。その為、スキルアップにつながり、自分の追及したい分野を見つけ易いなどのメリットがあります。自分の興味、関心のある分野を見つけることで向上心が湧き、更に仕事に前向きに取り組むことが出来ると感じています。

頑張っていること、働いて嬉しかったこと

 私は患者さんの身体と精神面の両方に寄り添える存在でありたいと考えながら日々患者さんと関わっています。患者さん一人一人の状態は大きく異なります。その為、その人の身体に合ったリハビリを提供する事や、リハビリ中の何気ない会話から患者さんの想いを感じ取りコミュニケーションを取ることを意識しながら、自分の理想の理学療法士に近づけるように頑張っています。
 また、患者さんから「ありがとう」と感謝の言葉をいただき、元気に回復され笑顔で生き生きと帰る姿を見ることが出来た時はとても嬉しく思います。

仕事のやりがい

 患者さんの中にはリハビリテーションが順調に進まず、ネガティブになってしまう方がいます。私はそのような時こそより一層患者さんのことを第一に考え、根気強く向き合うようにしています。患者さんとしっかり向き合うことでモチベーションアップに繋がり、前向きにリハビリに取り組んでくれます。なかなか回復出来ずにいた患者さんが一生懸命努力し、元気に回復した姿を見た時に最もやりがいを感じることができます。

学生のみなさんへのメッセージ

 理学療法士は、患者さん一人一人に合ったプログラムを考え、リハビリテーションを提供していきますが、思うように状態が改善せず「自分のプログラムがこのままでいいのか。」と悩むこともあります。自分に自信が持てず、壁にぶつかることもありますが、患者さんが回復し笑顔になる姿を見た時は「頑張ってよかった。」と思い、やりがいを感じます。理学療法士は患者さんの回復をとても身近に感じられる仕事です。一緒に患者さんの笑顔を増やしていきましょう。皆さんと働ける日を楽しみにしています。