秋田大学医学部保健学科

　勤務している病棟では、外科の患者さんを中心とし、様々な科の患者さんが入院されています。患者さんとの関わりから、幅広い知識や技術を身に付ける事が出来ます。
　医療安全や医療機器に関する研修会や、急変を想定した実技演習があり、教育体制が整っている事も魅力の１つです。
　最初は右も左も分からず不安だらけでしたが、先輩から丁寧な指導や研修会への参加を通して、１歩１歩、確実に知識や技術を身に付ける事が出来ます。研修は初年度だけではないので、今後看護師として働いていく上での、自身のスキルアップも見込めます。

　手術後の患者さんや、状態の良くない患者さんの変化にいち早く気付けるよう、日々勉強中です。また、日々の業務の中で生じる疑問や不安をしっかり復習する事、自分の課題に真摯に向き合い、個別性に配慮して柔軟にやり方を変えていく事で、患者さんにとって最善・最適な関わりが出来るように頑張っています。
　また、チームの一員として、滞りない業務の遂行に貢献出来るよう、常に周囲の状況をよく見て、臨機応変に対応出来るように心掛けています。

　看護師は、病気や怪我で苦しんでいる患者さんを１番近くで支えることができ、とてもやりがいのある仕事です。毎日会話をしたり、身体に触れたりする関係性だからこそ気付ける患者さんの変化もあります。
　患者さんの命を預かり、昼夜を問わず看護を行うことは、正直大変でもあります。だからこそ、介助、ケアをした患者さんが徐々に回復し元気になっていく様子や、退院する患者さんから感謝の言葉をもらった時は、大きな喜びや達成感を得ることが出来ます。

　看護師はとてもやりがいのある仕事です。患者さんの笑顔や、感謝の言葉をもらった時は、看護師になって良かったと強く感じることが出来ます。コロナ禍で、思うように学びを得られないこともあるかと思います。
　ですが、今出来る事を精一杯学ぶことで、自分の糧になるかと思います。学生の頃の学びは、働いてからの自信に繋がります。自分のペースで頑張ってください。そして、「看護師になって良かった」と思える日がきっと来ると思います。