秋田県厚生農業協同組合連合会(JA秋田厚生連)

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ニュースダイジェスト

ニュースダイジェスト JA秋田厚生連グループ(病院・本所)の取り組みやイベント等をお伝えしていくコーナーです。

2013年 12月《JA秋田グループ広報誌「かけはし」2013年12月号》より

新病院まであと少し!! ~湖東総合病院 改築工事~

湖東総合病院

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平成25年4月24日、当院改築工事の安全祈願祭が行なわれ、5月1日から杭の打ち込み工事が行われ本格的な工事が開始されました。7月下旬に基礎工事、9月下旬で鉄骨工事、10月下旬には各階の床コンクリート打設工事が終了しております。10月上旬から外壁、外部サッシ取り付け工事も行われ、徐々に外観が出来上がってきております。

内装関係のヒアリングも終了して、11月からは内装工事も始まり、下旬には外側を覆っている足場が取り外され病院の外観が見えてきました。天候にも恵まれ予定通りに作業が進捗し、平成26年3月の竣工に向けて工事は順調に進捗しております。

9月に行った病院祭では、モデル病室や工事中の新病院を3階から見学する院内ツアーを開催したところ長蛇の列ができ大好評でした。5月開院に向けて入院部門の電子カルテのキックオフも行い、病院職員も新病院の運用について日々打ち合わせを重ねているところです。

また、地域住民の皆様に新病院を理解してもらうために11月中旬から4町村に出向き住民説明会を行っております。「地域を支え地域の皆様に愛される病院」という新病院の方針について職員一人一人がなにをするべきなのかを思考し、高齢化が進む中で高齢者にやさしい病院づくりに邁進して参ります。

冬場の感染症にご注意を! 「農村における健康を考える集い」仙北市で開催

一般財団法人秋田県農村医学会

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秋田県農村医学会は「第54回農村における健康を考える集い」を仙北市の角館交流センターで開催しました。

今回は「正しく知ろう冬場の感染症」をテーマに、県内の医療関係者や地元仙北市、大仙市民約300人が参加し、感染症予防について知識を深めました。

はじめに学会長である仙北組合総合病院の小野地章一院長が「今回の企画の経緯と、この冬感染症の季節を乗り切るための一助となるように」と挨拶。

提言では仙北組合総合病院の五十嵐孝看護師長が「感染予防の第一歩は手指衛生が大切。手指衛生をしっかり行い、バイキンをつけないようにしよう。」と呼びかけていました。

同じく仙北組合総合病院の佐々木重喜内科科長はノロウィルス感染症と対策について、「食べ物や食器等で感染することもある。トイレをはじめ周囲を清潔にしておく必要がある。常に手洗いをしっかりしよう。」と、聞き入る参加者にユーモアを交えながら話していました。

大仙市の生和堂医院の伊藤晴通院長は冬に見られる子供の感染症、風邪や気管支炎の感染症、西洋薬風邪薬の問題点やロタウィルスなどについて語り、注目を集めていました。

最後に、国際的にも有名な日本の感染症研究の第一人者である川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長がインフルエンザについて特別講演を行い「2009年に世界的に流行した新型インフルエンザはいろんな研究者や医療機関の啓蒙により、比較的総合的に患者数や死亡数が少なく、予防の結果があらわれた。最近は肺炎や急性脳炎による患者が多く、予防の基本としてマスクの着用のほか、手洗いが大切。」と訴えていました。

総合討論では「ノロウィルスにはワクチンがないが、現在研究者の間で研究が進められている。また、インフルエンザワクチンの接種は流行が始まる前の11月から12月にかけて接種した方がよい。」と助言していました。

閉会では平山克秋田県農村医学会会長が「この企画はこれからの冬の到来に向けて身近な内容だった。たくさんの参加者に貴重な時間を与えてくださり、ありがたい。」と、感謝の言葉を述べていました。

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