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事業概要

Business overview

当会は、県内8つの二次医療圏において9病院を管理運営しています。
当会が運営する病院は、医療法に基づく公的医療機関の指定を受け、いずれも地域の基幹的な病院として、組合員や地域住民の医療ニーズに応え、安心・安全で質の高い医療提供体制の充実に努めています。がん診療、周産期医療などの幅広い医療機能を担っているほか、救急医療やへき地医療、災害医療などにも取り組んでおり、急性期から回復期まで切れ目のない医療を行っています。

平成31年度からは、一層の経営・財務基盤の安定化・健全化と、環境の変化に柔軟に対応した医療提供体制の構築を目指し、新たに策定した中長期計画である「長期ビジョン(7ヵ年)」及び「第一期経営健全化計画(3ヵ年)」に取り組んできました。

令和4年度からは、今後の病院運営のあるべき姿、目指すべき運営体制を見据えた「第二期経営健全化計画(4ヵ年)」を策定し、持続的かつ安定的な医療の提供に向け、役職員が一丸となって取り組んでいきます。

診療機能ごとの紹介

救急医療

8病院が救急告示病院の指定を受け、救急患者の受入れが24時間可能な体制を整備し、初期診療から専門的な治療までを担っています。救急搬送患者の受け入れは秋田県内の約半数を占めており、地域住民がいつでも身近で安心して受けられる医療提供体制の充実に努めています。

周産期・小児医療

周産期死亡率の改善、ハイリスク妊婦などへの対処、母体・新生児などへの適切な医療、未熟児室・新生児室・小児専用病床などを整備しています。
ハイリスク分娩には、能代・秋田・由利・大曲・平鹿が対応しています。
また、JA秋田厚生連では全ての病院で小児科を標榜し、県内の全二次医療圏において小児医療の体制を確保しています。

災害拠点病院
(かづの・北秋田・能代・由利・大曲・平鹿・雄勝)

ライフライン遮断時にも対応できる自家発電装置、給水槽や専用倉庫を設け応急用機材の備蓄を行っており、地震・津波・台風などの災害発生時に災害医療を行う医療機関を支援します。

災害派遣医療チーム(DMAT)体制の整備
(かづの・北秋田・能代・秋田・由利・大曲・平鹿・雄勝)

DMATとは、「災害急性期(48時間以内)から活動できる機動性を持った医療チーム」であり、大災害時に被災地へ行き、医療活動や傷病者の被災地外への運び出しなどを行います。JA秋田厚生連では8病院において、専門的訓練を受けたメンバーで編成したチームが不測の事態に備え、研鑽を重ねています。

地域がん診療連携拠点病院
(秋田)

地域がん診療病院
(北秋田・能代・由利・大曲・平鹿・雄勝)

がん診療に関する診療体制、設備、情報提供、他医療機関との協力体制など一定の基準を満たしながら、信頼されるがん医療の提供及び高度ながん医療の開発推進などに取り組んでいます。各病院ではキャンサーボードの開催、緩和ケアセンターや相談支援センターの設置、外来化学療法などを行っています。

第二種感染症施設など
(かづの・北秋田・能代・秋田・由利・大曲・雄勝)

秋田県では、二次医療圏ごとに第二種感染症病院を指定しており、JA秋田厚生連では7病院で合計24床の病床が指定を受けています。
疾患では、SARSや新型インフルエンザ、また現在の新型コロナウイルス感染症などの指定感染症が受け入れ対象となります。

へき地医療
(かづの・北秋田・由利・平鹿)

無医地区などへの巡回診療やへき地診療所への代診医派遣など、へき地における診療支援活動を行っています。

保健予防事業

「予防は治療に勝る」をスローガンに地域住民の健康管理活動を積極的に展開しています。また、健康に対する意識を高めるため、講演、健康相談、栄養指導なども行っています。

エイズ治療拠点病院
(平鹿)

エイズ地域診療病院
(かづの・北秋田・能代・湖東・秋田・由利・大曲・雄勝)

臓器提供病院
(由利・大曲・平鹿)

地域救命救急センター医療
(平鹿)

地域周産期母子医療センター医療
(平鹿)

地域療育医療
(障害児リハビリ・平鹿)
(障害児歯科医療・雄勝)

認知症疾患医療センター
(能代)

詳細については、下記のページに掲載していますのでご覧ください。
https://www.yamamoto-hosp.noshiro.akita.jp/patient-ps-dementia.shtml