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農村医学会トピックス

Association of Rural Medicine

秋田県農村医学会第121回学術大会開催

秋田県農村医学会第121回学術大会開催(写真)

7月8日、秋田県JAビルにおいて、秋田県農村医学会第121回学術大会(学術大会会長 佐藤一成 由利組合総合病院院長)が開催されました。秋田県厚生連の職員、県内医療関係者、一般会員等、約700名が参加し、医療・保健・福祉の質の向上を目的に、幅広い分野からの研究発表が行われました。ワークショップ、学会賞講演、研究班報告、特別講演がメイン会場の大ホールで行われ、102題の会員講演(一般演題)がメイン会場を含む4つの会場に分かれて行われました。

午前の部のメイン会場では、由利組合総合病院の朝倉健一副院長が座長を務め、「治療から予防へ~国の医療のパラダイムシフトを踏まえ、各病院の取り組みを紹介~」というテーマでワークショップが行われ、検診、認知症、リハビリテーション、口腔ケア、糖尿病など、様々な分野における各病院の取り組みについて発表がありました。また、平成29年度秋田県農村医学会学術奨励賞を受賞した、湖東厚生病院 看護主任 土橋優子さんの学会賞講演が行われました。

秋田県農村医学会第121回学術大会開催(写真)

午後の部のメイン会場では、はじめに共同研究班報告が行われ、3つの共同研究班から発表がありました。その後の特別講演では、秋田赤十字病院 副院長兼呼吸器内科部長の黒川博一先生をお招きし、「みんなで診る呼吸器疾患~もう呼吸器内科医は要らない?~」というテーマで講演していただきました。会場はほぼ満席の盛況の中、身近な呼吸器疾患の特徴から肺結核、肺がんのことまで、大変興味深い内容であるとともに、楽しく、聴きやすい講演に会場の誰もが深く聞き入っていました。

最後に、今回の学術大会に参加していただいた全ての皆様に深く感謝を申し上げます。