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先輩職員からのメッセージ

Message

顔写真

田口 優生

薬剤師

東京薬科大学 薬学部 医療薬物薬学科

令和6年度

病院に勤務する職員としてのメリット

 薬剤師としての活躍の場は多岐に渡ると思いますが、特に病院薬剤師のメリットとしては、多職種との密な連携やカルテ情報に基づく入院患者様に対する薬物治療への介入が挙げられると思います。
 検査値やバイタルサイン、患者様の状態などを総合的に判断し、適正な薬物治療が実施されるよう、多職種への情報提供や患者様への服薬指導をすることは、病院薬剤師にとって非常に重要な業務であると思います。

頑張っていること、働いて嬉しかったこと

 調剤業務や抗がん剤の無菌調製、注射薬の払い出し、病棟業務など、病院薬剤師業務を経験しました。
 その中でも特に患者様とのコミュニケーションや多職種との連携は非常に難しいと日々感じています。
 自分の説明したいことが患者様に上手く伝わらない、自分の伝えたいことがうまく多職種へ伝達できないことは業務中に何回も経験しますが、そのような場合は分かりやすく、簡潔に物事を伝えるように努力しています。

仕事のやりがい

 患者様から「薬で分からないことがあったら、またよろしくお願いします」と言葉をかけられると、薬剤師として信頼されているのだなとやりがいを感じます。
 患者様とのコミュニケーションが良好になり、信頼関係が構築できると、より適切な薬物治療への介入ができると思います。
 薬の知識はもちろん大切ですが、その知識を活かせるようにコミュニケーションを円滑にし、患者様や多職種と関わっていくことは病院薬剤師としてのやりがいであると思います。

学生のみなさんへのメッセージ

 薬剤師としての活躍の場は、調剤薬局や病院、ドラッグストアなど多岐に渡りますが、どこであろうともやりがいが十分にあると思います。
 自分の目標や将来をよく考えて、様々な就職先を検討するのがよろしいかと思います。
 そのためにも、就職説明会や各種媒体などで情報を十分に集めることができればと思います。
 薬剤師国家試験を乗り越え、将来は素晴らしいい薬剤師として活躍できるように願っています。