先輩職員からのメッセージ Message 菅原 菜月 言語聴覚士 東北文化学園大学 医療福祉学部 リハビリテーション学科 令和6年度 病院に勤務する職員としてのメリット 失語症、構音障害、嚥下機能障害、高次脳機能障害などの様々な疾患の患者様と急性期から関わることができる点です。 幅広い分野への知識や臨機応変に対応する力など日々様々なことが求められますが、先輩方の指導やアドバイスを受け、着実に成長できている実感があります。 秋田という自分が生まれ育った地に貢献しつつ、自分の理想とする言語聴覚士として働くことができると考え、秋田県厚生連に就職しました。 頑張っていること、働いて嬉しかったこと 人とコミュニケーションを取ることが何よりも大事な職業なので、一人一人の患者様に心から寄り添うことのできるよう心がけています。 訓練や検査の実施のみにとらわれるのではなく、相手が今なにを感じているのか、どういった感情なのかを常に考え、患者様にとってリラックスできるリハビリを意識して接しています。 そのため、入院初期と比べて表情が明るくなった時や、会話が増えた時などは嬉しくなります。 仕事のやりがい 色々な種類の病態があり、症状も人それぞれなので、その症状に合った適切な検査や訓練を選択できているのか不安になることも多いです。 そういった時は先輩方からアドバイスを頂いたり、教科書や論文を参考にしたりして試行錯誤し、リハビリの質の向上に努めています。 そうして諦めずにリハビリを続けた結果、症状に改善がみられた時や患者様とご家族などから感謝の言葉を頂けた時にやりがいを感じます。 学生のみなさんへのメッセージ 言語聴覚士に限らず、医療従事者はコミュニケーション能力が求められる仕事です。 学生のみなさんは現在、学校生活の中で、学業のみならずアルバイトやサークル活動など様々な経験を積んでいることと思います。友達や家族、学校の先生、先輩などと関わって得た経験は、社会に出てからも様々なところで活かすことができると考えています。今のうちにしかできない経験をたくさん積んで、学生生活をめいっぱい楽しんでください。