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JA秋田厚生連ニュースダイジェスト JA秋田厚生連グループ(病院・本所)の取り組みやイベントなどをお伝えしていくコーナーです。

ニュースダイジェスト

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2023年8月 《JA秋田グループ広報誌「かけはし」2023年8月号》

かけはし特集 各病院の接遇への取組みについて

JA秋田厚生連

秋田県厚生連の接遇への取組みについて

 当会は、各医療圏の地域医療を担う中核病院として、安全・安心で質の高い医療の提供に取組んでいます。また、患者さんや地域の皆様の期待に応え、末長く地域に貢献していくためには、単に医療の質向上のみならず、患者サービスの充実を図ることで、一層信頼を持って来院していただける病院づくりを進めることが重要と考えています。
 このため、令和元年を始期とする7カ年の「長期ビジョン」において、計画の基本理念である「患者の視点に立った魅力ある病院づくり」の中に「患者サービスの向上」を掲げ、それを推進する方策の一つとして「接遇力の向上」を盛り込んでいます。

各病院の具体的な取組事例

①入院アンケートの実施

 入院患者さん向けに、療養環境や職員の接遇等の満足度に関するアンケートを実施しております。回答いただいたご意見や、お寄せいただいたコメントは、病院関係部署にて情報を共有し、患者サービスの向上・改善の参考にさせていただいております。

②外来アンケートの実施

 秋頃に各病院の外来エリアにて外来患者さん向けのアンケートを実施しており、外来部門のサービス向上・改善の参考にさせていただいております。
 昨年度からはwebアンケートを併用しており、気軽に回答しやすい環境を整えています。

   
外来アンケートが設置されている様子

③接遇優秀事例の選出

 令和4年度からは、各病院の更なる接遇力向上を図るため、患者アンケートの中から見えてきた課題に対する、各病院の具体的な改善事例を本所主催の接遇担当者会議にて紹介してもらい、その取組事例の中から優秀事例を選出しました。
昨年度の接遇最優秀賞及び接遇優秀賞の取組事例をご紹介いたします。

~接遇最優秀賞~ <湖東厚生病院>


  • 湖東厚生病院

 湖東厚生病院では「秋田県で一番高齢者にやさしい病院」をテーマに3つの課題(図参照)を洗い出し、その課題に対して、接遇ラウンドの実施や、院内の掲示物、杖掛けの設置、近隣こども園の作品を展示するなどサービスの向上に努めました。

~接遇優秀賞~ <能代厚生医療センター>


  • 能代厚生医療センター

 能代厚生医療センターでは、感染症の流行によって、患者さんに対する接し方に変化が生じてきていると感じ、接遇の基本的な部分を見直しました。「あいさつ」、「身だしなみ」、「ご意見対応」など項目や場面ごとの接遇ポイントを見やすくわかりやすくまとめた携帯可能な「接遇ハンドブック」を作成、職員に配布し、患者さんとの接し方の改善に繋げました。

~接遇優秀賞~ <雄勝中央病院>


  • 雄勝中央病院

 雄勝中央病院では日々の入院アンケートより「患者家族が話しかけやすい対応」への努力が必要である感じたため、病院を利用される方に対してホスピタリティ溢れる接遇の姿勢が顕著であった職員を選出し、選出された優秀職員の取組みを水平展開することで、職員全体の接遇意識の向上に繋げました。

④院内Wi-Fiの整備

 北秋田市民病院では、かねてより利用者からご意見をいただいておりました院内FREE Wi-Fiについて、令和4年度から入院病棟も含め全館整備に至りました。入院期間中や外来での待ち時間のストレスを少しでも軽減できればと思っています。他の県内厚生連病院のWi-Fiエリアの整備状況に関しては、入院病棟ならびに外来エリアの一部のみの提供となっており、導入エリアについては今後患者さんのご要望を汲み取りながら検討して参ります。


Wi-Fiマーク

職場体験学習を開催しました!!

秋田厚生医療センター

 当院では、7月7日、地元中学生を対象とした「職場体験」を行いました。今回、当院を選んだ理由は、「幼少期、お世話になった時の看護師の対応が優しくて、興味を持ったから」、 「家族を亡くしたことをきっかけに、人を助ける職業に就きたいと思ったから」など、今後の将来を見据えたしっかりとした思いからでした。
 体験の内容は、初めに当院看護副部長が病院の概況について説明を行い、その後、午前中は各病棟へ移動し、病棟スタッフと一緒にベッドサイドへ行き、患者さんのケアの見学、車椅子介助や移送体験、昼食の配膳等を行ってもらいました。始めは緊張した表情でしたが、患者さんから「ありがとう」の言葉をもらい、次第に笑顔が見られました。また、一生懸命頑張っている生徒の姿を見て、ニコニコ嬉しそうにしていた患者さんの姿も印象的でした。
 午後からの質疑応答では、医療職の魅力や資格を取る上で必要なことなど、将来に向けた積極的な質問が聞かれ、心強く感じました。最後に、参加した学生からは、「看護師の仕事は患者さんと関わる時に寄り添うことが大切だと感じ、より看護師になりたいという気持ちが強くなった」、「病院では看護師以外にも沢山の職種の人が働いていることを知ることができたので、将来の参考にしたい」などの感想が聞かれ、病院のことを知ってもらい、身近に感じてもらえたのではないかと思います。
 人口減少が進む中、今回当院を選んでくれた生徒の中から、未来の秋田県の医療を担う人材が一人でも多く生まれてくれることを心から願っています。

秋田県農村医学会第125回学術大会
学術研究を通して地域医療・保健・福祉を考える

一般財団法人秋田県農村医学会

 7月8日、秋田県JAビルにおいて、秋田県農村医学会第125回学術大会(学術大会会長 波多野善明 湖東厚生病院院長)を開催しました。県内のコロナ禍がようやく落ち着きを見せ、私たちの生活も以前の日常に戻りつつありますが、残念ながら収束には至っておりません。一部地域においては、医療が逼迫し始めており、新型コロナ第9波の感染拡大に備えなければならない状況にあります。このような中、将来の医療を考える上で、今回の学術大会は大変良い機会となりました。
 学術大会には、秋田県厚生連の職員、県内医療関係者、一般会員等、約440名が参加し、医療・保健・福祉の質の向上を目的に、幅広い分野から研究発表が行われ、メイン会場の大ホールでは、研究班報告や特別講演を行うとともに、60題の会員講演(一般演題)はメイン会場を含む4会場に分かれて実施されました。
 研究班報告では、秋田厚生医療センター・副院長の星野孝男先生から『電子カルテを用いたウィルス性肝炎診療システム構築に関する共同研究』をテーマに講演していただきました。B型、C型肝炎の適切な治療のあり方や、電子カルテシステムを用いた取り組みなどを報告いただきました。
 特別講演では、秋田大学大学院医学系研究科 総合診療・検査診断学講座教授の植木重治先生から「秋田の『総合診療』の界隈と今後」をテーマに講演していただきました。会場は、ほぼ満席の盛況の中、「総合診療とは何か」、「総合診療の役割とは何か」など、総合診療について多岐にわたる内容をご紹介いただきました。また、医師育成についても力を入れており、働く医師みんなが総合的な診療実践ができ、そこに暮らす人たちの健康課題が解決されることを目標に、総合診療医の重要性をお話いただきました。質疑応答の際も活発な意見交換が行われ、多くの参加者が真剣に聞き入る姿勢に関心の高さを感じました。
 最後に、学術大会にご参加いただいた皆様に深く感謝を申し上げます。